ユウゲショウ(夕化粧)
2017年 07月 18日
ユウゲショウ(夕化粧)
【和名】 夕化粧;夕方に開花して、艶っぽい花色を持つことから命名。
しかし、実際には昼間でも開花している。
【別名】 アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧);オシロイバナの通称も
「夕化粧」と呼ばれるので、混乱を避けるために。
【学名】 Oenothera rosea
【科名】 アカバナ科マツヨイグサ属。
【原産地】 南米から北米南部。
【渡来】 明治時代に観賞用として渡来。
【分布】 本州の関東地方から西に分布。
【生活型】 多年草
【生育場所】 道端や空き地
【花期】 5~9月
【草丈】 30~50㎝
【概要】 日当たりのよい路傍等によく定着する
茎; 叢生で茎色は赤い。
花; 茎上部の葉の脇に薄紅色の花をつける。花径1 ~ 1.5cm。
花弁は4枚で紅色の筋があり、中心部は黄緑色。
雄しべが8本あり、やや紅を帯びた白色の葯を付ける、雌しべの
先端は紅色で4裂して、十字状になる。
葉; 葉は互生。長さは3~5cm、幅は1~2cmの広い披針形である。
葉の周りには鋸歯がある。
実; 熟した果実は、雨に濡れると開き、種子が飛び散る。
【影響】 在来種との競合,遺伝的撹乱。
【備考】 白花の「夕化粧」もある。