ツルニチニチソウ(蔓日々草)
【和名】 蔓日々草 【別名】 ツルギキョウ
【学名】 Vinca major
【科名】 キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属(ビンカ属)
【原産地】 南ヨーロッパ原産
【渡来】 明治時代に、園芸植物として渡来。繁殖力旺盛で、野生化。
【分布】 全国各地 /南ヨーロッパから北アフリカにかけて分布。
【生活型】 多年草(または亜低木)、常緑蔓性植物の一種。
【生育場所】 野原や土手など。
【花期】 3月~6月 (葉の観賞期:3月~10月)。
【草丈】 10~40cm(ツルは1m以上伸びる)。
【概要】
茎; 蔓
花; 立ち上がった茎の葉の付け根から、ニチニチソウによく似た涼しげな色合いの花を咲かせる。
蕾がねじれていて、それがほぐれるように花が咲く。花は筒状で、筒の先端がプロペラ状に5裂
しているため、5弁花のように見える。花径は4~5cm。花色は紫、青、白がある。
葉; 葉は卵型で光沢があり、常緑で周年観賞することができるので、花よりもむしろ葉を楽しむ
リーフプランツとして利用価値の高い。葉の大きさは5~8cm。斑入りの品種もある。
実;
【影響】
【備考】 常緑のつる性植物で、非常に丈夫で乾燥に強いためグランドカバーによく使われる。
ヨーロッパでは常緑で冬も枯れないことから、不死のシンボルとして身に付けると繁栄と
幸福をもたらしてくれるという言い伝えが古くからある。